坂本龍馬に憧れて
- MUNEHIRO Photography
- 2017年12月4日
- 読了時間: 2分
この日はご自宅でのお着替えからの撮影スタートでした。

お部屋につくと、いきよいよく私の前にかけて来て
「おれ、もう4歳だから!」と
今日を待ちに待っていたように高揚しながら話しかけてきた七五三の男の子。
嬉しい気持ちが爆発しそうな子どもらしさは
1件目の撮影後のバタバタしながらうかがった私の「やる気スイッチ」を入れてくれて
そこからは男の子の心模様をできるだけ、すくい取るようにシャッターを押していきました。


お着替えして最初の一枚が 照れかくしのこのお写真。
じつは男の子とは、まだお腹にいた時の
お母さんのマタニティフォトからのご縁なのです。
2歳の時にも公園で会ったことがあるのですが
男の子にとってはハジメマシテの私に
人懐っこく話しかけてきて
摘んできた花を私にプレゼントしてくれて
温かな気持ちにさせてくれて
なんとも忘れられない素敵な思い出をつくってくれました。
そんな、あの時の心優しい男の子は、 4歳になって男気も芽生えていて あか色と坂本龍馬が好きな七五三になっていました。


憧れの坂本龍馬のようにと
この日のためにご用意されたおもちゃの刀とブーツ。



お着替えの時にお母さんがご祈祷のお話をされていたのですが
それがとっても楽しみだったらしく、
嫌がるお子さんも多い中
自分から本殿へと走って入って行きました。


西日が透けた紅葉が彩る境内の帰り道
ちっちゃな坂本龍馬が玄関の前においてあった「赤い自転車」を
嬉しそうに乗って見せてくれたのを思い出しました。
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